【Trip/慶良間諸島】南の島と2017年
about Trip…
Life is Journey。旅は人生の縮図である。旅は我々に空間性を取り戻させてくれる。旅は都市生活に埋もれた感性を呼び覚ます。健全なマインドと豊かな人生のために、定期的に旅に出よう。
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年末は一人旅に出かける。
旅というものは人を知るための機会だと思う。道中、誰かと一緒ならその人のことをもっと知るだろう。1人であるなら、それは自分のことを深く知る機会となる。
両親から受け継いだ福島の血がそうさせるのか、冬の旅先に寒いところばかりを考えてしまう。当初の行き先は、富山県あたりを考えていた。
でも、来年の楽しいことを考える旅にするのに、雪国でよいのだろうかと、ふと思いとどまった。ただでさえおセンチになる年末。そのうえ寒かったら、もはや悲しくなってくるかもしれないなと。笑
たとえば、演歌の代表作は雪国で泣かせる歌が多いけど、沖縄の民謡じゃ泣けない。暖かい気候は人を陽気にさせ、それが曲調に反映される。やっぱり来年の計画を立てるなら暖かいところに行くべきだ。
思いつきで調べてみたら、オフシーズンの沖縄がメチャ安いことがわかった。
中でものんびり思索に耽けることのできる、離島は慶良間諸島を目指した。
両親から受け継いだ福島の血がそうさせるのか、冬の旅先に寒いところばかりを考えてしまう。当初の行き先は、富山県あたりを考えていた。
でも、来年の楽しいことを考える旅にするのに、雪国でよいのだろうかと、ふと思いとどまった。ただでさえおセンチになる年末。そのうえ寒かったら、もはや悲しくなってくるかもしれないなと。笑
たとえば、演歌の代表作は雪国で泣かせる歌が多いけど、沖縄の民謡じゃ泣けない。暖かい気候は人を陽気にさせ、それが曲調に反映される。やっぱり来年の計画を立てるなら暖かいところに行くべきだ。
思いつきで調べてみたら、オフシーズンの沖縄がメチャ安いことがわかった。
中でものんびり思索に耽けることのできる、離島は慶良間諸島を目指した。
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どんなカフェよりも風光明媚なロケーション。
2014年に国立公園に選定された座間味島は、あちこちに立派な展望台があって、そこにはきちんと机と椅子があるのだ。
来年の楽しいことを考えたり読書をするなら、最高の環境だった。なによりタダだしね。
来年の楽しいことを考えたり読書をするなら、最高の環境だった。なによりタダだしね。
高月山の第二展望台。ここが一番のお気に入りスポット(3回も来た)。
サンセットを見るなら西にあるここ、神の浜展望台。周辺の島々が一望できる。
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それにしても、晴れない。
雲が厚い。
2016年、自分は雨男なのかもしれないと気づいた一年だった。笑
モロッコでもサハラ砂漠で雨に振られてサンセットを逃したし。砂漠で雨ってさ。
今回は、フライト前から到着後に乗る予定だったフェリーの欠航が告げられ、急遽那覇ステイ。翌日辛うじて船が出たものの、海は大時化。物凄い揺れで、島民と思しき子供が「ダメだ、引き返すしかない!」と叫んでいる。その横では白人カップルが波に合わせてなぜか爆笑してるというカオスな光景だった。で、僕はというと、必死に寝ようとしていた。あのまま起きてたら確実に船酔いの波に飲み込まれていただろう。。
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それでも最終日、ようやく太陽が覗いてくれた。
慶良間諸島の海はケラマブルーと呼ばれ、独特な青みを帯びている。誰かが言ってたけど、海自体が発光している感じがする。YMCじゃなくてRGBな感じ。
RAW現像をして海の色を作ることはあるけど、再現しようとしたことは初めてかもしれない。それぐらい、美しく独特なブルーだった。この青さは海外とも違う、確かに”世界が恋する海”だ。
白人なんかは水着で海に入っていて、時報の村内放送がなかったらそのまま海外にいるんじゃないかと錯覚しそうになる。美しい白浜のビーチがあちこちにある、魅力的な島々だった。
夏に再訪したいな、僕が台風を呼ぶ雨男じゃないことを祈って。笑
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2017年、ライフスタイルのデザインはまだ未完成だけど、すこし見えてきた道がある。そこを見失わず、地道に進んでいきたいと思う。スーパーシュプリームな一年にしてやろう。
2017年、ライフスタイルのデザインはまだ未完成だけど、すこし見えてきた道がある。そこを見失わず、地道に進んでいきたいと思う。スーパーシュプリームな一年にしてやろう。
みなさま良い一年をお過ごしください。
※プチ旅行ガイド
・座間味島および阿嘉島は、那覇からフェリーで1時間半程度、3000円で渡れる。宿泊は、食事付きで6000円代が相場で、島内では大きく値段が変わることはない。素泊まりなら3000円からある。全体的にリーズナブル。
・那覇でソーキそばを食べるなら、宮古そばの「どらえもん」。国際通り店は古びたスナックと隣り合わせのビルの中にあるんだけど、優しいおかみさんがうまい一杯を作ってくれる。透明なのにずっしり旨味があるあのそばは、きっと店内に乱雑に積まれた大量の鰹節のなせる技なんだろう。
・座間味島の民宿は3日間とも違うとこにお邪魔したが、おすすめは「やどかり」。愛想と気配りが最高で、とっても優しいご夫婦とスタッフの方が待っている。村役場で働くお母さんとゆんたくするのが楽しくて、民宿スタイルを求めるならぜひおすすめ。